日隅一雄・情報流通促進基金 設立記念シンポジウム
わたしたちが主権者となるとき〜脱原発の政治へ〜
日隅一雄弁護士は、表現の自由や情報公開を求める多くの闘いに関わり、
また、福島原発事故発生以降はNPJ編集長として東京電力の記者会見に通いつめ、東京電力の情報隠ぺいに対峙してきました。
癌で余命6か月との宣告を受けたあとも、「原発と報道」 「内部告発と秘密保全法」 「情報公開」 等をテーマとして精力的にNPJ連続対談企画を行いました。
その活動を貫いていたのは 「日本の民主主義は機能しているのか」 との思いです。
日隅さんを失って半年となる12月12日、私たちは日隅さんの思いや活動を今後に活かし発展させるため、「日隅一雄・情報流通促進基金」 を正式に設立します。
今回の設立記念シンポジウムは、福島原発事故以前から原発に警鐘を鳴らし続けている作家の落合恵子氏、
福島の被ばく問題や避難の権利の確立に取り組む環境NGO FoE JAPANの満田夏花氏の2人をゲストに迎えます。
福島原発事故以降、首相官邸前の行動をはじめ、脱原発を求める市民の声が止むことはありません。
市民の声は政治に届いているのか、市民の声は選挙結果に結びつくのか、市民の声を現実の政治で実現するために私たちができることは何か、
活発な議論をしたいと思います。是非ご参加ください。
■時:2012年12月17日(月)
午後6時半〜午後8時半 (開場午後6時)
■ゲスト
落合恵子(作家) 満田夏花(FoE JAPAN 理事)
コーディネーター
海渡雄一(日隅一雄・情報流通促進基金理事、弁護士)