NPJ

TWITTER

RSS

トップ  >  NPJ通信  >  原発の安全、司法判断バラバラ

【NPJ通信・連載記事】読切記事

過去の記事へ

原発の安全、司法判断バラバラ

寄稿:池田龍夫

2016年4月8日

国内で唯一稼動している九州電力川内原発1・2号機(鹿児島県)を巡り、福岡高裁宮崎支部が4月6日、運転差し止めを求めた住民側の抗告を棄却した。絶対的な安全性まで社会は求めていないと判断。高浜原発(福井県)を差し止めた大津地裁決定と正反対の結果になってしまった。

決定理由は「差し止めの判断基準となる社会通念は、最新の科学的知見を超える絶対的安全性までは求めておらず、合理的に予測される災害を想定している新基準は妥当」という見解で、3月の大津地裁とは異なる判断である。

池田龍夫 (いけだ・たつお) 毎日新聞OB。

こんな記事もオススメです!

クラシック音楽の問題点(21) 「風の時代のクラシック音楽   ~音楽史を神棚から降ろして」(2)

クラシック音楽の問題点(20) 「風の時代のクラシック音楽   ~音楽史を神棚から降ろして」(1)

ビーバーテール通信 第18回  反戦キャンプが閉じられた後に平和を求める声はどこへ向かうのか

鈴木大拙と西欧知識人との深層関係 (下)