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【NPJ通信・連載記事】一水四見・歴史曼荼羅/村石恵照

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(40)トランプ新大統領と予断不能の新世界秩序

2017年2月6日

アメリカ大統領は“ 選ばれる(elected)”のではなく“ 選別される(selected )”といわれてきた。

一般有権者が大統領を選ぶのは制度上のことで、その後、それぞれの特殊な事情を抱えた各州の選挙人たちが最終的に大統領を選別する。

が、今回の選挙でも明らかになったように大統領立候補者は、莫大な資金なしには選挙活動をすることはできない。

大統領候補者が、立候補以前から資金源を動かす様々な金融人脈に関係して“選別されている”のは事実だ。

今回の選挙でも、クリントンとトランプの両陣営は、それぞれの仕方で巨額の資金をつぎ込んだ。

そして本年、現地時間1月20日正午(日本時間21日午前2時)に大手マスメディアとワシントン政界の少数のエリート集団を厳しく批判してきた共和党のドナルド・トランプが第45代大統領に就任した。

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その後、新大統領は祝賀披露宴が行われる支持者たちで満堂の会場「Freedom Ball」の舞台に妻と手をつないで現われた。

トランプ大統領はドイツ系移民の家系で71歳、 ファーストレディとなったメラニア・クラウスはトランプの三回目の妻で、ユーゴスラビア出身の46歳だ。

大統領は、妻の右手を握り続けたまま、会場の聴衆に向かって簡潔なメッセージを送った。

そして、新大統領トランプ はファーストレディと静かにダンスをはじめた。

ダンスミュージック は My Way だ。

・・・これまでに後悔すること、いくらかはあった。
でも、その度に、そんなこと、どうと言うこともないことだ。
やるべきことをやったまでだ。
みんな、やりとげた、余計な助けに頼らなかった。
いろいろな計画を立てた。
人があまり通らない道を、一歩一歩、慎重に進んでいった。
何よりも、何よりも、みんな、自分流でやったのだ。・・・

フランク・シナトラが歌って一世を風靡した、普通の人々の人情に訴える内容の歌「My Way」にあわせてダンスする二人の姿をみて――トランプを批判または嫌悪する人々を除いて――テレビを見ていた全世界の多くの人々は “ 移民国家 America, Great ! ”の感をいだいたかもしれない。

やがて、副大統領夫妻以下トランプ政権に連なる主要なカップルたちが次々に舞台に現れてダンスを披露した。

政治に素人のはずのトランプによる見事な演出だ。

当選をもくろんでいたヒラリー・クリントンも顔色を失ったことだろう。

トランプ大統領就任祝賀宴の光景が与えたインパクトと英語の発信力に、ロシア語のプーチンも、中国語の習近平も、かなわない。

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マルチン・ルーサー・キング牧師は有名な「I Have A Dream! 」の演説で人種差別に抵抗し、ノーベル平和賞を授与された。

そして、1968年にメンフィスで射殺された。

しかし、黒人のキング牧師の夢・アメリカ憲法上の人種を超えた自由と平等の理念の実現は、オバマ元大統領で象徴的に実現された。

オバマ大統領もノーベル平和賞を授与されたが、無事大統領の任を終えた。

黒人女性の大統領であるなら別だが、 建国当初から奴隷ではなかった白人のヒラリー・クリントンが初の女性大統領になったところで、それほど大きなインパクトをアメリカ人に与えなかっただろう。

それよりも、ヒラリー・クリントンが大統領になったら、アメリカの平等と自由の理念を否定する、夫婦で最高権力を独占するという最悪のネポティズムによる強固なグローバリムが生まれたことになる。

アメリカン・ドリームの象徴的頂点が、移民がだれでも大統領とファーストレディになりうることであるとすれば、トランプ夫妻はまさに、非エリートの白人たち (people) の「夢」を 再び 彼の My Way で実現したことになる。

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トランプの「我流人生」は、大統領就任後にいよいよ本格的な試練を迎えることだろう。

試練の第一は、彼の身辺の危険にかかわることだ。

ベトナム戦争やイラク攻撃など、トンキン湾事件や大量破壊兵器の虚偽に基づいて、多数の無辜の民間人を巻き込んだ戦争を行ってきたアメリカ。
 
大統領さえもが、周到な計画の下に暗殺されてきたアメリカ。

最高権力者が殺害されれば、国家調査機関によって徹底的な調査が敏速になされなければならないはずだ。

が、ケネディ大統領の暗殺も(1963)も、キング牧師の暗殺も(1968)、未だに十分な調査資料の開示はおこなわれていない。

定義は様々だが、象徴的にいわれる、表のアメリカ政府の行動の背後に働いている「影の政府 (the shadow government)」、最近いわれる「深層政府 (the Deep State)」の暴力装置が、ある状況のある時点で、いかなる行動を取るか予断を許さない状況にトランプは置かれている。

しかも現在は、ケネディ大統領当時と違って、インターネットが発達し、世界中にイスラム教関係の自爆テロリストが横行している時代だ。

しかし、トランプの出現がアメリカの従来の政治的統治の概念に多大な衝撃を与えたこと、
そして、彼の大統領就任によって、縁起的に連動している世界各国が抱えるそれぞれの問題点が浮かび上がってきたことは、確かだ。

中国の台頭とインターネット戦略空間とが加わってきたことで、かつての米ソ冷戦の二大対立体制よりも、 米・ロ・中の三大軍事大国間の駆け引きは一層複雑になる。(1)

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トランプ新大統領の登場は、世界各国で様々な相反する政治解釈がなされ、ヨーロッパのいわゆる右派は勢いを増し、一方で様々な抗議デモが大統領就任の翌日から沸き起こった。

世界の各都市での抗議デモが、約80カ国の670カ所でおこなわれ、約470万人が参加した、との報道もある。

トランプ大統領就任の翌日、アメリカでは彼を非難する大規模な女性組織に主導されたデモ (the Women’s March) があり、50万人といわれる反トランプの人々がワシントンの街頭を埋め尽くした。

とにかく言動に矛盾が多く、ビジネス・ディールの勝負を交渉術としているトランプといわれているが、未だ大統領の実務に本格的に入っていない状況で、世界各地で、政界、経済界の重鎮から一般人までが翻弄されている。

グローバリストによる金融主導の経済から、不動産王トランプは、まず物量を動かして雇用を作り出すモデルを作り上げようとしているかのようだ。

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では、トランプはどのような意味の状況の中に生きているのか。

それぞれの項目の定義には多少のブレはあるものの、 世界の現状をアメリカを中心にして三つの格差の対立軸で整理してみることができるだろうか。(英語の語句はトランプ大統領就任演説にある言葉)
         
1)経済格差=1% vs 99%
2)教育格差=エリート ( the establishment / A small group in our nation’s Capital ) vs 民衆 ( the
 citizens of our country )
3)民情格差=グローバリズム・国際主義 vs 愛国主義 ( patriotism ) ・自国第一主義 ( God’s pe
 ople /America Great )・ナショナリズム

これら三つの格差の対立軸は、 支配層(左)と被支配層(右)に分裂しており、かつ互いに絡み合っているが、この格差を支えている情念は、歴史的に西欧の対立・闘争関係を是認している男性原理の西欧的戦略思考である。

そしてトランプの大統領就任演説は粗雑なようにみえるが、宗教性を帯びつつ、これら三つの格差の問題性を指摘している。

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世界の大きな対立軸とは別に、トランプ個人の事実的生活の特徴はどうか。
1)彼は、個人的にキリスト教の信仰に深く入れ込んでいる。
2)彼は、米国大使館をエルサレムに移転すると表明するほど熱心なイスラエル支持者であり、
 ユダヤ系の人脈に深く関わっていることを積極的に言明している。
 トランプ氏と最初の妻との間に生まれた長女イヴァンカは、ユダヤ人・ジャレッド・コーリ
 ー・クシュナー(祖父母がポーランド出身)と結婚しており、彼女は正式にユダヤ教に改宗し
 ている。
3)彼はビジネスマンであり、思考・判断の中心は個々の相手との取引での利害と勝利である。
 彼がステルス的な組織に参加して、その組織内での合意を取り付けなければならないような
 TPP に反対するのは当然だ。トランプは、TPP に参加の人脈とそりがあわない可能性も考
 えられる。 

つまりトランプの生活の実体は、三人の妻との間に生まれた5人の子供達をも抱き込んだ<キリスト教+ユダヤ教+ビジネス>の親族的団結である。

彼の個人的生活の実態は、たしかに表面上は、1)~3)の三つの格差軸の左側に属している。
しかし、その内実は、すべて左側の性格とは異なるものだ。

トランプの生活は、金融とエネルギーを中心として世界的ネットワークに連なっているとされるグループに属する1%でもなく、エリートでもなく、自由主義経済をみとめるがグローバリストではない。

ではトランプは、クリントン陣営の背後にあると想定されるトランプが批判する組織と今後どのような折り合いをつけるのだろうか。

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歴代の米大統領と世界中の要人を身近に観察してきたキッシンジャーは、世界政治の深層を見つめてきた現実的戦略家の体現者であるが、彼がトランプと接触していることが知られている。

キッシンジャーは、アメリカの戦略に大きな影響を与えてきた格差軸の左を代表する最も著名な戦略家であることも周知のことだ。

彼はトランプをどのように見ているのだろうか。

ドイツ語紙「Die Zeit ;23. November 2016」に同紙の記者(Z)がキッシンジャー(K)にインタビューした記事がある。以下は、その内容の一部である。(2)
 
Z)先週、トランプ氏とお会いになったそうですが、なにを話されたのですか?
K)どの大統領との会話についても、詳しく語らないことにしている。
 ・・・言えることは、国際政治についてだ。・・・

Z)あなたは、だれに投票しましたか。
K)なぜ、私があなたにそれを言わなければならいのか。
 ヒラリー・クリントン氏とは個人的な知遇を得ているが、二人の大統領候補者について特別
 に熱心な関心をもっているわけではない。

Z)選挙の結果について、好ましく思っていますか。
K)重要なことは、我々が現在、一定の結果を得ていることであり、そこから最も肯定的なこと
 を引き出すことだ。
 もちろん我々が信じている様々な価値観の基本に基づいてだ。

Z)ずいぶんと慎重な話しぶりですが、多くの人々がトランプ氏について心配していますが。
K)身辺の安全についての懸念は(このインタビューでは)関わりのないことだ。
 我々の懸念は、我が国の未来と西欧世界の未来とについてだ。
 アメリカに生きる我々が理解しておかねばならないことは、中産階級の様々な社会的価値観
  ( the social values of the middle class ) を持続的に侵害することはできないということだ。
 そんなことをすれば、それに対して報いを受けるだろう。このことをだれよりも理解してい
 るのがドイツだ。

Z)アメリカの民主主義は、ワイマールのものより安定していますか。
K)トランプ氏がやったことは歴史的なことだ。アメリカのシステムをひっくり返してしまっ
 た。
 すべてのメディアと、たまたま多くの共和党員らが推薦したことに、多くの人々が反対投票
 をした後で明らかになったことは、なにか異常なことが起こりつつあるということだ。
 一定の現状において、すべての反対者にとっての様々な有利な立場が許されないとしたら、
 民主主義国家は存在できない。
 これだけはよいが、反対のものは潰してしまえ、見下して物笑いにしてしまえ、というよ
 うでは民主主義はおしまいだ。
 我々は、互いに語り合う方法についての合意が必要だ。

Z)現在、この国は合意とはほど遠い。
K)そのとおりだ。 ・・・・・
    
Z)外交政策について語ることにしましょう。
  多くのヨーロッパ人は、プーチン氏とトランプ氏の間の将来の関係に恐れを抱いています。
 世界に新たな関係方針が敷かれるのではないかと。
K)彼ら二人の関係に戦略的関係があるとは、私が思わない。・・・
  ヒステリックにならずに、トランプ氏の対ロシア政策を様子見しようではないか。
 とにかく選挙戦が終わったのだから。・・・

Z)トランプ氏が大統領に選ばれたことは、世界におけるアメリカの役割に、どのような意味が
 ありますか。
K)・・・アメリカの外交政策については、一般の人々の認識とエリートのそれとには明らかな
 食い違いがある。・・・新大統領になった人物には、これら二つのことを結びつけるチャン
 スがあるのではないかと思う。彼にはその可能性がある。それをどのように使うかは彼次第
 だ。

Z)これまでのところ、だれにもトランプ氏の外交政策の概要について、はっきりした形が我々
 には見えないのですが。・・・
K)私にもだ。最初の6ヶ月で、彼は様々な問題の輪郭を描いて、諸外国のリーダーたちと関係を
 確立するだろう。・・・

Z)ロシアとアメリカの関係は、国際政治において持続している最大の紛争の一つですが、その
 関係は、より友好的、さらには協力関係にいたることが可能でしょうか。
K)・・・究極的に、友情は外交においてなんの役割も果たさない。
 外交においては、だれでも国益にもとづいて行動するものだ。・・・

Z)メルケル首相に、なにかアドバイスがありますか。
K)・・・現在、ドイツは歴史的なジレンマに直面している。
 ドイツはその歴史上、これまで、ほんとうに効果的な多元化政策 ( multilateralism ) をとって
 こなかった。
 ドイツ帝国下において、ドイツは包囲されていると、感じていた。
 ヴェルサイユ条約の時代では、差別されていると。
 ヒトラー政権下では、支配されていると。
 そして戦後は、罪悪感だ。
 しかしドイツはその悪夢を払拭した。・・・
 メルケル氏は東ドイツに育ち、共産主義を生き抜いてきた人だ。・・・

Z)あなたは先週トランプ氏と会われました。選挙運動中も、トランプ氏は招かれてあなたの家
 庭を訪問しています。
 お互いにどの程度良好に知り合うことになりましたか。
K)このところ会った理由については複雑なことで、対談の形では説明できない。
 我々二人は、ニューヨークヤンキースのファンで、球場のVIP席で何回か会っている。
 いつも簡単な会話を数分間しているという以上のことは言えない。・・・
 私の立場は、いいですか、私は難民としてアメリカに来たのです。
 この国が、どれだけ重要になりうるか知っています。
 私は、どのようにしてアメリカが熱狂的になって5度の戦争をしてしまったのかを体験してい
 る。それらを終わらせる方法もわからずにだ。・・・
 私は、戦争が人々になにをもたらすか知っている。・・・
 また、ここ合衆国にいて私が望むことは、人々がいっしょに歩んでゆくこと、内戦に巻き込
 まれないことだ。

                     ***

トランプは、国際政治の表も裏も知り抜いている深謀遠慮の戦略家である93歳のキッシンジャーと親密に語り合っていたようだ。

が、キッシンジャーが、どこまで本当のことをトランプに語っているのかは、二人にどのような信頼関係があるのかは、藪の中だ。

イスラエルを絶対支持すると公言しているトランプと、ナチスの危険を感じて15歳でアメリカに移住してきたユダヤ系のキッシンジャー。

両極端に位置する二人は敵対し腹の探り合いをしているのか、または、あるグランドデザインに向かって協働作業しているのか、これも藪の中だ。

キッシンジャーはインタビューで、アメリカの「中産階級の社会的価値観 ( the social values of the middle class ) の重要性について触れた。

トランプは大統領就任演説で 「我々の中産階級の冨が彼らの家庭から剥ぎとられて、世界中に再配分されてきた」(“The wealth of our middle class has been ripped from their homes and then redistributed across the entire world “)といって、やはり中産階級を守ることに触れた。
だから、難民としてアメリカを安住の地として選んだキッシンジャーは、アメリカの自由の国体を維持している中産階級の重要性の認識という点では、トランプと共通の認識をもっているだろう。

                     ***

しかしトランプの行動でもっとも危惧されることは、イスラエル支持のユダヤ教とキリスト教を包含した彼の宗教的情念である。

彼の宗教的特質を「福音主義的シオニズム ( evangelical Zionism )」とよぶ意見もある。

そのような宗教的情念のトランプが、民間軍事会社「ブラックウォーター」と深くつながっていることも知られている。(3)

そこで、もし彼が、従来とは異なったあからさまで強引な反イスラムの戦術をとった場合、予断不能の事態が起こる可能性がある。

さらにトランプ大統領が極度のイスラエル支持を強引に実行すれば、イスラム教徒からの反発のみならず、キリスト教徒を含めた反ユダヤ人感情がアメリアを含めて世界各地で顕在化するかも知れない。

そうなれば、犠牲になるのはいつも無辜のユダヤ人たちだ。

そして、
「都市が戦場になる」(連載 28)、
「奇妙に内戦化した世界」(連載 29)として、
「宗教戦争の時代」(連載 11)が訪れ、
「新世界秩序」がもたらされることになる。

しかし、そうなれば、キッシンジャーが恐れる「アメリカの内戦化」が生み出され、トランプとキッシンジャーの共通の認識と思われる「アメリカの中産階級の価値観」が脅かされることになる。

キッシンジャーとトランプ両氏から期せずして教えられたことは、先進国の豊かな経済的発展と社会的安定の基礎は「中産階級の育成」にあるということだ。
独裁国家と特権化したエリート主導の金融資本主義の共通点は、様々な不自然な格差を生み出して、経済的に安定した中産階級を育成しない点にある。

                     ***

しかし、問題は日本だ。

日本人として危惧することは、難民の悲哀と外国軍が自国に侵攻してきて国民を殺害される悲惨に深い理解を持たない多くの日本の政治家たちと、いまだに欧米の論文の翻訳と紹介を知的業績としている社会科学系の知識人たちの、大局的見識の欠如と閉鎖的思考だ。

1500年以上の親密な文明的関係にある巨大な発展途上国・中国との理解を深める努力をしないかぎり、文明的に俯瞰して日本の特質を理解しない限り、そして、日本の国柄が歴史的に「非覇権の国」であることを深く国民全体が自覚することなしに、行き詰まった西欧文明が主導している21世紀の転換期に、日本人は、謙虚でかつ誇りある国民として自信をもって未来を築くことはできない。

鈴木大拙氏は訴えていた。
仏教を学べ、漢籍を読め、英語で発信せよ、東洋人としての自信をもて、と。

( 2017/01/25 記 )*人名の敬称は会話部分を除いて省略

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(1)「中国とイスラエルの関係」平和外交研究所(2015/09/25)。「表に出せない中国の厄介な問題~習政権に入り込んだイスラエルのモサド」 MONEY VOICE(2016/01/26)。
(2)この和文抄訳のインタビュー は以下の資料にもとづいている仮の訳です。
ZEIT ONLINE; Henry Kissinger: “Trump muss sich erst mal informieren” — Wahlkampf sei nicht Regieren, sagt der ehemalige US-Außenminister zu den Ängsten nach Trumps Wahlsieg. Deutschland sieht Henry Kissinger nun in der Verantwortung. Von Bastian Berbner und Amrai Coen, New York, 23. November 2016. SOUTH FRONT : 03.12.2016; HENRY KISSINGER:“TRUMP TURNED THE AMERICAN SYSTEM AROUND; Appeared in Bulgarian at A-Specto, translated by Valentina Tzoneva exclusively for SouthFront. — Die Zeit interviews former US secretary of state, Henry Kissinger about Trump’svictory, his fears and his own expectations. The world’s biggest political leaders ask Kissinger for advice on foreign policy, although he is no longer actively engaged in politics. Donald Trump also met with him at “Trump Tower”, which is only ten minutes away from the office of the former US Secretary of State.
(3)Democracy Now: Scahill: Blackwater Founder Erik Prince, the Brother of Betsy DeVos, Is Secretly Advising Trump; JANUARY 18, 2017.

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