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【NPJ通信・連載記事】見えないものをみつめて/NPJ相川早苗

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見えないものをみつめて
競争心と嫉妬心

2014年8月27日

高校生のスポーツの試合で戦いが終わり、

グラウンドで喜んでいる選手と泣いている選手とが入り混じり、

お互いの健闘を讃え合っていました。

競争相手でありながら、

同志でもある相手を認め合う、

素敵な場面でした。

 

競争相手に負けないように己を高める努力をする。

自分が最大限努力したと思うときは負けても悔いはない。

もっと努力出来たと思うときは自分自身を悔やむ。

そして勝利した相手の努力を讃える。

 

自分を高める競争相手がいることは成長に繋がります。

 

誰もが人を羨ましいと感じることはあります。

羨ましいと感じた後どう考えるかです。

 

競争心が強すぎ、嫉妬心を持つ人がいます。

 

相手が羨ましいから妬み、相手が辛い思いをすることを望む。

様々な手段を使って相手を陥れ、辛い思いをさせる。

その時、快感に満たされる。

そうなるともっともっと快感を求めたくなるから、

もっともっと陥れ、辛い思いをさせる。

そして、この悪の循環から逃れられなくなる。

 

嫉妬心の恐ろしい所以でしょう。

 

自分の中の嫉妬心に気づくには、

相手の成功や幸福を心から祝福できない。

相手の立場や状況を羨ましく感じ、

相手が楽しんだり喜んだりするときに、

むかむかして面白くない気持ちになる。

そして真実と違うことを言いふらす。

相手が困ったり辛い思いをした時には、

どこか嬉しくなり喜ばしいと感じる。

 

そんな人が心のなかにがいたら嫉妬心を持っていると思いましょう。

嫉妬心が恐ろしいのは相手を傷つける行為だけではなく、

その何倍も自分の運命が落ち、苦しみます。

天に唾するというように、

したことは返ってくるのです。

自分だけならいいのですが、子や孫にまでその影響を残します。

だから嫉妬心を持ったら、自分自身にとって恐ろしい結果になります。

 

心当たりのある人はすぐに嫉妬心を捨てましょう。

そして自分を高める競争相手として見るように、心がけを変えてみましょう。

その人に追いつくように自分が努力をすればいいのです。

そうすれば運命がより良くなるはずです。

 

考え方が変われば生き方が変わる

生き方が変われば運命が変わる

 

考え方を省みる習慣をつけましょう。

 

無意識を注意深く意識してみましょう。

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