靖国合祀取消(ノー! ハプサ)訴訟〜今、暴(あば)かれる 『靖国の闇』
事件名:第二次大戦戦没者合祀絶止等請求事件
内 容:靖国神社に親族が合祀されていると知った遺族ら、また未だ生
存しているにもかかわらず自分自身が合祀されていると知った
原告らが、国と靖国神社を相手に、合祀の取消 (具体的には、
国に対しては、遺族らや本人に関する戦死情報提供の撤回、
靖国神社に対しては、霊璽簿等からの氏名の抹消)や謝罪、
損害賠償などを求めた訴訟。
当事者:韓国人の軍人軍属の遺族ら11名VS国、靖国神社
係属機関:東京地方裁判所民事14部
次回期日:5月30日(金) 午前11時〜 103号法廷
現時点では傍聴券配布の予定はありません。
紹介者:井堀 哲弁護士
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【事件の概要】
靖国神社は、戦前戦中に於いて、日本の軍国主義の精神的支柱であり、いわば侵略戦争のシンボリックな軍事宗教施設であった。
その間、靖国神社は戦死者 (天皇の名において戦って死んだ者) を合祀していた。
この合祀手続には国も関与しており、戦中は陸海空軍の審査を得たものを天皇が 「裁可」 して靖国神社に通知し、
戦後は厚生省引揚者援護局がこれを引き継いで行っていた。祭神数は、2001年時点で267万人に及ぶ。
ところが、最近になって、韓国人で、生存者であるにもかかわらず合祀されていたり、
また遺族である親族の承諾なく勝手に靖国神社に 「英霊」 として合祀され祭神として祀られている者が多数存在することが明らかになった。
合祀されている韓国人の中には、自分自身又は親しい親族が、日本軍によって強制的に動員され、日本の侵略戦争に動員された結果、戦死した者が多い。
彼らは、侵略者である日本軍によって、徴用され、戦死させられ、しかもその侵略者と共に合祀されていることに強い憤りを有している。
そこで、原告らは、繰り返し靖国神社に合祀の取消を求めてきたが、靖国神社は一切これに応じなかった。
このような経緯を経て、2007年2月、本件訴訟を提起した。
【訴訟の進捗状況】
第1回口頭弁論が9月7日、第2回口頭弁論が11月19日に開かれた。
【今後の予定】
第4回口頭弁論 2008年3月25日(火) 午前11時〜
東京地裁103号法廷
【次回期日の内容】
原告側が、戦前戦後の合祀手続の仕組みを明らかにして、靖国神社と国の一体性を主張立証する予定。
また、前回弁論で 「靖国神社は、生きている人間を、勝手に神として祀っていることについて、どのように考えているのか。」
と問いつめたので、被告靖国神社側が、これに対する回答するかもしれない。
文責 弁護士 井堀 哲
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