日本ペンクラブ主催 「脱原発を考えるペンクラブの集い」


  8月30日、東京、神保町の専修大学において、日本ペンクラブ主催 「脱原発を考えるペンクラブの集い」 が開催されました。
  高橋千劔破氏が総合司会を務め、吉岡忍氏や中村敦夫氏らから、チェルノブイリ視察の報告があった後、会場との意見交換や、 広河隆一氏による 「未来への提言」 と題するスライド上映なども行われました。
  日本ペンクラブ会長である浅田次郎氏は、自身も参加したチェルノブイリ視察の際の経験に触れ、 「あの恐怖感、あの無力感、あの理不尽は行ってみなければ分からなかった。 壊れかけた石棺の修復作業に携わる事故後生まれの青年の姿を目の当たりにして、私たちはこの苦悩を次の世代に残してはならないとしみじみ思った。」 等、脱原発へ向けた強い思いを語りました。


NPJ編集部 河崎健一郎