2011.6.12更新

【マスメディアをどう読むか】

関東学院大学教授・日本ジャーナリスト会議
 丸山 重威
連載に当たって


◎「菅降ろし」 と 「原発村」 の政治支配 ◎「アナログ停波」 と 「テレビを見る権利」 2011.3.1
◎「基地のない日本」 をどう作るか−2010年への展望 2010.1.1
◎チラシは宣伝? それとも本音? ◎今年こそ 「核廃絶」 スタートの夏に ◎問われているのは 「日本の方向」 ◎足利事件のDNA鑑定を勘ぐってみる… ◎ノーベル平和賞受賞者の 「ヒロシマ・ナガサキ」 宣言の発展を ◎「ミサイル防衛」 「北朝鮮脅威論」 に乗せられたマスコミ ◎「権力監視」 と 「社会正義追求」 に期待 ◎「日米同盟」 とは何か ◎世界が少しずつ動いている… ◎いま大切なことをどう書くのか 2008年から2009年へ 2008.12.31
◎日本における 「チェンジ」 とは何か ◎「米国型資本主義の終焉」 を伝えているか ◎「中山発言」 と 「失言」 「放言」 2008.9.28
◎中国新聞記者の質問が記者会見を救った! ◎「政策の間違い」 を指摘することこそメディアの役割 ◎「社会保障=消費税増税」 に声を揃えていいのか ◎「先進国だけでは動かなくなった世界」を伝えたか? ◎犯行の引き金は 「誤解」 ではなかった!? ◎国会質問の意味するもの─「偏向番組」 とは何か ◎連帯を取り戻し、ひとりぼっちの青年をなくそう! ◎「9条世界会議」−その意義とメディア ◎目立つ 「憲法を見る目」 の広がり−憲法記念日の社説 ◎なぜ、「原告敗訴」 「裁判長退官」 なのか ◎判決の 「重み」 から、「見直し」 「撤退」 へ ◎「傍論」 批判、判決無視でいいのか ◎「事件を見る目」、「足で稼いだ」 取材 ◎メディアの姿勢と 「集団自決」 ◎後期高齢者医療制度と憲法的観点 ◎求められる 「事実」 の報道 ◎閣僚の 「憲法擁護義務」 違反をメディアは放置するのか?
◎法の支配にも 「そこのけそこのけ」
     「軍法」 「軍事裁判」 の先取りを許すな 2008.2.28
◎「三浦逮捕」 のニュースバリュー ◎「分断政策」に負けた地域・国民
     続・国民意識と岩国市民の選択 2008.2.21
◎国民意識と岩国市民の選択 岩国市民は何に負けたのか 2008.2.14
【ルポ・岩国市長選】
   ◎国の政策に、自治体は反対できないのか

所得税確定申告に向けたリーク? 「脱税摘発」 の季節 (下) 2008.1.30
所得税確定申告に向けたリーク? 「脱税摘発」 の季節 (中) 2008.1.26
所得税確定申告に向けたリーク? 「脱税摘発」 の季節 (上) 2008.1.25
◎薬害C型肝炎解決への政策決定
     日本型問題解決のメカニズム 2008.1.9
◎食い物にされた 「戦争責任」
     「遺棄兵器処理」 水増し請求とは何か 2008.1.3
◎「総選挙」 か、「強い政治姿勢」 か
   2008年 新聞は何を訴えようとしているか


連載に当たって

丸山 重威

関東学院大学教授
日本ジャーナリスト会議

  共同通信で社会部を中心に記者生活をし、定年退職後、関東学院大学教授になりました。同大学の法学部と、法科大学院、 ほかに中央大学などで 「マスコミュニケーション」 「ジャーナリズム」 「法」 について、講義とゼミナール指導をしています。

  メディアと憲法についてずっと考え、調べてきたことを、2006年7月、「新聞は憲法を捨てていいのか」 (新日本出版社) として出版しましたが、 日本国憲法で育った世代として、「憲法と戦後の精神」 を伝えていくことが私たちの責任だと思っています。

  ゼミナールのテーマは 「マスメディア情報を読む−時事問題研究」。ゼミと同様、新聞やテレビのそのときどきの話題を取り上げながら、 問題提起し、皆さんに考えてほしいと思っています。