[目次]  NPJ デモリポート  二見元気 2011.11.29
脱原発と平和を求める市民デモ


トラメガを載せた手作り 「自転車サウンドカー」 が先頭

2011.11.27(日) 13:00-15:00
場所:武蔵野市
デモコース:市民公園〜武蔵野中央通り〜東電武蔵野支店前〜三鷹駅北口付近〜市民公園
主催:脱原発と平和を求める市民の会
参加人数:50人前後
警備状況:制服警官5名程が交通整理


  「デモリポート」
  第2回の今回は、「脱原発と平和を求める市民デモ」 に突撃してきた。 長年地元で市民運動に携わってこられた方々が主催していることもあり、参加者同士もみんな顔見知り同士という感じ。 参加者は50人程で隊列は小規模であったが、おかげで全員まとまって歩くことができた。 このデモは今後も毎月同じコースで開催することが決まっているとのこと。 何千人も集まる大規模なデモを渋谷や新宿など、多くの人が集まる都心部で行うことも大事だが、 一方で、今回のように例え数十人の小規模なデモであっても、自分の身近なところで地道に積み重ねていくことが、 「脱原発」 の声が身近に存在することをを訴えていくために有効なのではないか、と思わされた。


武蔵野市役所の真横から出発!!


シャボン玉舞う 「休日の午後」 的な穏やかなデモ隊

雑感
  小規模なデモであったため、デモ隊の分離や警官の信号操作もなく、「車道をみんなでお散歩」 という感じであった。 しかし、歩道の人からは当然それなりに注目されるし、歩道でチラシを受け取ってくれる人もかなりの数見受けられた。 デモ自体の参加者は数十人であっても、歩道からデモを目撃して「反原発」の声の存在に気付く人の数は数百人、あるいは数千人になる。 デモをやる意味が、「異議申立が存在することのアピール」 にあるとすれば、今回のような小規模なデモであっても間違いなくデモをやる意味はある。 小規模デモの積極的側面を敢えてさらに付け加えるとすれば、「デモ隊が小さいから交通の混乱がほとんど生じない」 ということもあると思った。 車道を走る車や、横断歩道の通行待ち歩行者の 「敵対的」 「うんざり」 視線が、今回はまったくといっていいほど見受けられなかった。 「デモ迷惑論」 におもねるつもりはまったくないが、 しかし、「デモ隊=一般の交通を邪魔してまでも自分の意見を主張する迷惑な奴ら」 という視点を強化しないで済むならそれに越したことはない。


公園で遊んでいた中学生? たちがデモを見に沿道に出てきてビラを受け取っていた


東電武蔵野支店前を通るデモ隊


手作りプラカードを持って途中から参加したお母さんと子どもの自転車


武蔵野市民会館と武蔵野市役所の横を通るデモ隊


図書館の中にいた子供たちもデモ隊に注目していた


デモ最後尾は自転車組


出発地の公園に戻って解散。段々と参加者を増やしていつかは公園をいっぱいに!?

次回予告
  次回は、12月17日の 「twitter 有志による脱原発デモ」 に参加予定。   なお、今回のデモ(「脱原発と平和を求める市民デモ」)の第2回は、来月(12月)11日の日曜日。