[目次]  NPJ デモリポート  二見元気 2011.12.24
さよなら原発! 三鷹アクション12.11パレード


「さよなら原発!三鷹アクション」 出発!

2011.12.11(日) 14:00-15:00
場所:三鷹市
デモコース:井の頭公園〜下連雀〜三鷹駅南口〜下連雀児童公園(解散)
主催:サヨナラ原発三鷹アクション
参加人数:380人 (主催者発表)、390人 (二見目測)
警備状況:制服警官が20〜30名程が路上で交通整理


  「デモリポート」
  吉祥寺駅南口の井の頭公園を出発するデモに参加してきた。主催は三鷹市在住の市民が中心になった団体。 デモの計画は初めてで、実行委員会の会合を重ねて今回の開催に漕ぎ着けたとのこと。 初めての人が助け合ってデモを実現するというのも 「脱原発」 ならではかもしれない。 小さな子供を連れてベビーカーで参加する若い夫婦や、その親の世代、と3世代くらいの幅広い年齢層の参加者で井の頭公園を出発し、 三鷹駅方向に向かって歩いた。手作りの楽器、プラカード、フェルト生地の横断幕など、参加者が持ち寄ったデモグッズがたくさん見受けられた。


第2梯団の先頭はサンタ姿の 「パパママ僕の脱原発ウォーク」 からの参加者


家族連れを中心に幅広い年齢層の参加者たち

雑感
  主催者の話ではデモ行進の許可を受けた際に、警察から 「第1梯団と第2梯団の間を150mほど開けさせる」 という条件を伝えられていたというが、 実際にデモが始まると2つの梯団の間は500〜600mほども開かされていた。 個人的には、沿道の人たちに対して、「デモにこれだけの人が集まっているんですよ」 とアピールしたい気持ちもあり、 せっかく一同に会したデモを分断するような警察の対応には疑問が残った。 しかし、第1梯団が130人ほどだったのに対して、第2梯団はその2倍以上の人が歩いていたのをみると、飛び入りでデモ隊に参加してくれた人の中には、 「第1梯団でデモ隊に気づいて、第2梯団が来たところで列に入った」 という人もいるのかな、と 「デモ分断」 の意外な効果に可能性を感じた。 400人のデモが1つあるよりも、200人のデモが2つ、時間差で来たほうが多くの人に気づいてもらえるということはあるかもしれない。


「げんぱつはんたい」 ピカチューが出現!!


こどもの願い


先頭の横断幕を陰ながら支える頼もしいこども


歩道を歩いていた親子が手を振って声援を送ってくれていた


第1梯団はリズミカルなコールで最後まで盛り上がった


「サウンド(チャリ)カー」 は今やお馴染みの光景となった


NO NUKES FOR CHILDREN


デモのチラシを受け取ってくれた通行人


IF YOU WAT IT

次回予告
  次号は12月17日(土)に参加した@twitnonukes(ツイッター有志)主催、「脱原発デモ@渋谷・原宿」 の様子をお伝えします