「NHK番組改変事件〜制作者9年目の証言」 1月下旬発売

  「放送を語る会」 編
「NHK番組改変事件〜制作者9年目の証言」 (かもがわ出版)
                         A5判 96頁 定価1050円

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  2001年1月30日放送、NHK教育TV 「ETV2001シリーズ戦争をどう裁くか第2回 『問われる戦時性暴力』」 をめぐる番組改変事件を、ご記憶の方も多いと思います。
  放送を語る会では、昨年9月26日 「NHK番組改変事件〜何が残された問題か〜」 のタイトルでシンポジウムを開催しました。
  事件後8年を経ていたにもかかわらず、全国各地から200人を越える方々にご参加いただき盛会で人々の関心の強さが印象的でした。
  昨年3月に相次いでNHKを退職した事件の当事者永田浩三(当時CP)・長井暁(当時デスク)両氏が出席して証言、 NHK裁判原告VAWW-NETジャパン西野瑠美子氏も議論に加わり熱気溢れた集会になりました。
  その後、集会のまとめをかもがわ出版から刊行する計画が持ち上がり、このほどようやく1月下旬発売に漕ぎつけました。
  番組改変事件については、中川昭一・伊東律子氏などの重要な関係者が相次いで世を去り、NHKも全く検証番組を制作する意図のない今日、 真相を少しでも明らかにするとともに多くの市民・視聴者、メディア関係者に事件を伝えていければと願って出版いたしました。
  よろしくお願い致します。

  私たち 「放送を語る会」 は、その時々のメディアをめぐる話題をとりあげ、講演やシンポジウムを開いたり、 申し入れや質問をメディアに提出するなどの視聴者運動を20年にわたり展開してきました。視聴者・放送現場で働く人々・メディア研究者などが参加しています。