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緊急事態宣言は独裁権力を作る――自民改憲案98条、99条の研究――講師:梓澤和幸
~2016年06月26日~
参議院選挙で改憲勢力3分の2を占めるか、というのはどのメディアでも共通の予測となっています。他を見ながら行動を決めるという人も少なくないと考えると、もしや、という危惧も沸いて来ます。
自民党の高村副総裁は改憲項目を秋の臨時国会で、としたあと、緊急事態宣言条項の創設にも言及しました。(東京新聞7月6日朝刊2面)長く地道な憲法講座を続けて来られた国分寺市民憲法教室にて、梓澤和幸 弁護士がその危険性について解説を加えています。状況に鑑みほぼ全編を掲載します。
【チャプター】
00:01:28 講師紹介
00:04:12 講演導入 お話:梓澤和幸
00:08:33 ☆国家緊急権(緊急事態宣言)について
00:11:34 ○緊急事態宣言とナチス全権委任法
00:15:09 ・全権委任法とはどのようなものか
00:16:23 ・全権委任法と自民党改憲案との比較
00:19:40 ・自民党改憲案98条と99条
00:22:36 ・フランスの緊急事態宣言法から見る98条と99条
00:24:01 ・ナチスの全権委任法成立の過程
00:31:07 ・日本政策研究センターと緊急事態条項
00:34:07 ・戦後憲法下での政令201号と政令325号から見る緊急事態条項
00:42:56 ・憲法改正、緊急事態条項成立のため、緩やかに騙す安倍政権
00:55:27 ・マルティン・ニーメラーの言葉から見る野党共闘
01:04:58 ○今抱けるかすかなる希望
01:06:55 ・私には夢がある、キング牧師から見る現在の日本の状況
主催:国分寺・市民憲法教室
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