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「対馬丸の犠牲者をなぜ救えなかった」と、天皇ご質問

寄稿:池田龍夫

2014年7月11日

天皇、皇后両陛下が6月沖縄を訪問されたが、対馬丸記念館に拝礼された際天皇が「護衛艦は最初から随行したのですか」と問われ、言葉に窮したという。サンデー毎日7月20日号トップに掲載されたものだが、天皇の素朴な質問に敬服した。

疎開児童をたくさん乗せて出港した対馬丸には護送艦が数隻いたようだが、米潜水艦攻撃になす術もなかった。案内に当たった同館館長は「なぜ軍部(護衛艦)が手を差し伸べなかったのか。陛下の極めて素朴な質問に対し、私は明確に答えられませんでした。ご質問から、陛下の人間性を感じました。私たちと同じ感覚で見てくれていると思いました」と、内心忸怩たる心境だった。

なお、社会部記者の取材原稿だったのに、本紙に何故掲載しなかったのか、残念である。

池田龍夫 (いけだ・たつお) 毎日新聞OB

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