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【NPJ通信・連載記事】練馬自衛隊基地ウオッチング~ダイコンと基地の街~/坂本 茂

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自衛官に希望!
統幕など防衛省自衛隊の内部告発や自民・公明党創価学会の変化 

2015年8月25日

8月21日、区内の市民団体は陸上自衛隊第一師団(東京都練馬区)正門前で第52回命どぅ宝(ヌチドゥタカラ)宣伝を行った。

陸上自衛隊には全国に9個師団と6旅団の合計15司令部、部隊は自衛官約13万8千人を擁する。その一つの司令部にあたる。

夏期休暇のためか課業終了後駐屯地正門からシャバに出ていく自衛官は心持ち少ない。 “平和のひろば内部告発版特別資料”は、しんぶん赤旗8月13日付(統合幕僚の戦争法前提とした日程表)と平和新聞7月5日付(陸幕のイラク行動史)の内部告発文書だ。ビラを掲げながら250名を超える迷彩服姿の自衛官などが次々とビラを手にした。自衛官たちの“戦争法でターゲットになりたくない”という抵抗のように見えた。

2015年8月21日、1530(自衛隊用語でヒトゴウサンマルと言う、午後5時半だ)夕方だ、陸上自衛隊第一師団正門(東京都練馬区)からバカでかい声で「キオツケ~」と聞こえる、黒塗りの乗用車が第一師団司令部に横づけされた、フロントガラスには赤い台座に金色の桜の星が2つだか3つ付いていた。

台風前夜の湿った暑苦しい熱波の中、シーンとなった司令部の庭先から二つか三ツ星を肩につけた偉そうな方が、

「これより正門の向こうのシャバでは平和委員会殿のありがたい演説があるから心して聞くように・・・赤いビラだが今日だけは受け取ってよろしい!以上」

なんてつぶやいたらいいのだろうが。

原純子(共産:衆院予定候補者)サポータズも初めて応援に来た。彼女は自衛官たちへ“人間の命を虫けらのように粗末にする戦争に加担しないで”との訴えは自衛官たちの心に響いたのだろう、赤信号で立ち止まってジーッと聞いている自衛官たちの姿があった。

自衛官は「日本国憲法を遵守し・・・政治的活動に関与せず・・・事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め」と宣誓書を読み上げ署名・押印して入隊する。

よって自衛官は戦争法反対集会参加ご法度なので「8月30日、ヒトヨンマルマルからヒトロクマルマルの時間帯、お友達や家族揃って国会にお散歩に行きましょう」と平和委員会は訴えた。

宣伝が始まると、駐屯地の目の前にある自衛隊官舎の窓が一つ二つと開きはじめた。

「2枚いただいていいですか」と礼儀正しく両手で受け取る迷彩服の隊員までいる、受け取れない隊員でも必ず「ご苦労様」「ありがとうございます」と深々とお辞儀する、隠れてビラを瞬間に受け取りポケットに忍ばせる自衛官の姿も少なくない、「オイ!これが内部文書だってよ、お前も受け取れ」中には「どこから入手したのですか」と聞いてくる背広姿の自衛官もいる。

第一師団司令部上空には雲に見え隠れしながら上弦の月が霞んで見えた。

原純子サポータズはLEDで光る宣伝物「Kill Or  Rescue?」の文字で自衛官たちへ問いかけた、自衛官たちは赤信号で光る宣伝物を見つめ、青信号の先の命を繋ぐ“内部告発”と言う希望を見つめながらビラを受けとった。

終了後、正門前の自衛官に聞いた。A:私 B:自衛官

A 「 オイ、もう祭(8月26日、練馬駐屯地納涼祭、一般参加可能)だな、フランクフルトでも販売するのか」

B  「仕事で参加できません」

A 「 大変な法律が出てきたな~、これが国会に出てきた内部告発文書だ、見てみろ!あげるよ。もしかしたら第一師団長永井陸将がお前たち部下の命を守るために、クビ覚悟での内部告発だったらどう思う」

B  「もしそうでしたら嬉しいですね、ビラありがとうございます」

A 「命は一つだ大事にしろ 水分とって熱中症に気をつけろ」

自衛官は信号が青になり、私にお礼を言いながら横断歩道を渡っていった。

 

練馬区内では自民 公明にも大きな変化が・・・

自民も公明と支持母体の創価学会も世間の流れには逆らえないようだ。

創価学会員による安全保障法制関連法案の白紙撤回を求める公明党代表に対する請願運動も練馬内でもはじまった。

練馬区自民党議員のAさんは私に「我が練馬区自民党会派独自で安倍首相へ安全保障関連法案に関する意見書を出す計画もあったがまとまらなかった」と説明を受けた、さらに「安全保障関連法案は手続きが逆であり安倍首相は正して欲しい、歴代の内閣法制局長官も反対している、NHKニュースを聞いていても安倍首相の発言はブツブツ言ってはっきりしない。アジアとの関係もよくない、民主主義が問われている」と、お家事情まで打ち明けた。

2005年6月、練馬駐屯地におけるイラク派遣前の第一師団検閲での一コマ。戦車や無反動砲など使用して仮想敵などに向けて一斉射撃。その後至近距離での自衛官が民間人に扮した仮想敵を射殺、確認のため自衛官が銃を向けて死んだ仮想敵を確認する。最近陸自の内部文書「イラク復興支援活動行動史」に同様な訓練内容が記述してあった。

2005年6月、練馬駐屯地におけるイラク派遣前の第一師団検閲での一コマ。戦車や無反動砲など使用して仮想敵などに向けて一斉射撃、その後至近距離で自衛官が民間人に扮した仮想敵を射殺、確認のため自衛官が銃を向けて死んだ仮想敵を確認していた。最近陸自の内部文書「イラク復興支援活動行動史」に同様な訓練内容が記述してあった。

 

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