【NPJ通信・連載記事】読切記事
地域市民連合めぐせたの闘い
1. はじめに
明石書店の「戦争裁判と平和憲法」の「私達は今何をしなければならないのか」の6章で次の通りめぐせたを紹介しました。
ヒトラーの台頭を許してしまったのは社会民主党も共産党もかなりの票を取っていたにも関わらず、共闘、共同が成立しなかったことを今一度私達はその歴史の重要性を見なければなりません。「今まで自民党と公明党は小選挙区制という3割の票で7割の議員数が獲得できる選挙制度に助けられていました。しかし市民と野党の共闘で、政権構想が共闘が本気で進んでいけば、これで政治が新しく変わること間違いありません」先ず2019年の参議院選挙も全国の11の選挙区で勝利した事実から出発し、その後の衆議院参議院選挙でも、オール沖縄の県知事選でも、めぐせたが取り組んだ今までのすべての何回かの衆議院選(5区手塚6区落合)でも都議選でも区議選でも(自公の過半数割れを)、区長選で(保坂世田谷区長4選)も勝利させてきました。
2. どんな会か
高市極右政権による憲法9条破壊と戦争国家体制つくりに立ち向かうためにも必要なのです。メンバーの多くは反原発、反安保法制などの市民運動で、今まで政治運動にも参加したことがなかった素朴な市民の方々が多く参加しています。各選挙では街頭演説や電話かけ、ポステイング、集会など種々の選挙運動をリーダーとして活動しています。選挙のないときでも後記で述べるように国政でのあらゆる政治的市民的課題を市民運動の先頭に立って陳情や請願活動、署名運動、区政ウオッチしています。以前市民連合政権樹立のためにも率先して経済問題で国会議員と一緒に勉強会も立ち上げています。東京全体に広げるためにも「つなぐ会」を作って広げています。実はこの地域ではこの他に私が共同代表している戦争させない世田谷1000人委員会、活かそう憲法の会、9条の会、労働戦線統一してきた地区労、区労連、これらが作っている新しい世田谷を作る会、戦争させない9条を壊すな世田谷総掛かりなどの組織もあります。そして年数回区役所から三軒茶屋まで100人以上のピースパレードを行っています。世田谷は最近では政治運動、市民運動のたまり場となっています。その中心を担いつつある地域市民連合めぐせたは、各人参加自由の原則で、サボってもよくゆるやかで、主体的に自分の考えを自由闊達に発言、議論して、組織性もなく、全く緩やかな無党派的な運動体です。地域のこれらの活動で多くの人が立憲政党と結びついて、市民も政治家も変わってきています。多くの活動家も生まれてきています。
ネットで多くの多様的な 考え方が開示され、市民運動の行事が案内され、時には署名運動も拡散されて、その中で一人ひとりの自由な意見参加が保障され多様的な運動、改憲阻止の活動が広がっています。若者の参加が少ないと言う色々な悩みや欠点もありますが。 市民と野党の共闘に困難な状況も生まれて来てはいますが。
3. 今どんなことをしているか
天声人語で「高市早苗氏が穏健保守と繰り返して述べていたが、議員定数削減もさることながらスパイ防止法などを掲げて どこへ 見覚えのある地点まで 国民を引っ張ってしまわないのか」と述べていました。このように、いまこそ高市政権の大軍拡とスパイ防止法、衆院比例削減に反対するスクラムを組めるか各地の運動団体の正念場に来ています。選挙だけでなく、最近の活動を紹介してみると、本当に多様的なことを総合的に取り組んでいることがわかります。令和の上村秀明議員の講演会、世田谷総掛かりのピースデモの参加、「憲法改悪の危機と憲法審査会の状況」テーマにした小西洋之議員との懇談会、区政ウオッチでの法と民主主義の渡辺治の読書会、いのちの砦裁判学習会、スパイ防止法の勉強会、長時間かけての大軍拡とスパイ防止法の学習大議論集会、目黒の「私達の政治を考える」若者も多く参加する集会、「世界から見た日本のヒューマンライツ」藤田早苗講演会、雑居まつりでの反戦紙芝居、などなど多彩な取り組みをメンバーのみなさんが各担当をして頑張っています。
そして民主的に方針活動を決める定例の全体会、運営を決める運営委員会、市民と野党の共闘の衆議院5区の手塚議員、6区の落合議員との懇談政治報告会は定期的に行われています。メンバーの中から東京全体の市民連合の集まりの「つなぐ会」にまた中央の市民連合の運営委員会には代表の鈴木国夫さんが、市民連合のフエミブリッチ東京という女性の団体にも夫婦でいつも頑張っている瀧さおりさんが参加しています。
4. 司法問題にも
私も所属している日本民主法律家協会の司法問題チームが11月23日午後1時から連合会館で「さて最高裁を変えるには」をテーマにして、最高裁の任命制度と国民審査を、人権重視よりは秩序重視に変わってきている司法の問題状況を、語り合う集会が予定されています。前者は最高裁裁判官の選任任命手続きを透明化する公聴会化する、後者は国民審査に係る制度に、今の白票をすべて信認する、解任を難しくする矛盾を改正し、人権を侵害し立憲主義に背を向ける不適格な裁判官を罷免できる実効性あるものにする提案が行われます。今まで司法の民主化について語られてきたのは司法界の人間であったのを市民の人たちにも主体的に関心を持ってもらうために、原発裁判や安保法制違憲訴訟や生活保護裁判など原告の人たちや各地の市民連合、市民の人たちにも参加してもらうことが大切です。人権重視の最高裁に変えていくことは社会を変えていくためにも必須です。私達地域市民連合は以前にはみんなで学習議論して政治家と結ぶ政策協議や政策要望に司法のこの問題を入れています。
「憲法と平和」の項目の中に「司法の独立と民主化」の項を設けて「裁判所法を改正して最高裁裁判官の任命手続きの民主化公正化を図る。
司法官僚の弊害を正し裁判官は在野からも登用する「法曹一元化」を目指す」を入れています。
5. スパイ防止法も
極右高市政権はスパイ防止法を、2027年度末までに「対外情報庁」(仮称)と情報養成機関の創設、「インテリジェンス・スパイ防止関連法制」の年内検討開始と早急な成立、内閣情報調査室の「国家情報局」への格上げによって、「スパイ防止」の名目で市民に対する監視体制を強化して戦争国家体制をより一層固めようとしています。
高市政権の大軍拡とスパイ防止法、衆議院比例削減など軍国主義体制の構築に反対するめぐせたの取り組みを構築するため早速10月23日に集まって、10月2日の講演会「スパイ防止法の正体 戦争を繰り返さないために」の海渡雄一弁護士、石井暁共同通信との対談などのビデオをみてめぐせたの取り組みをどうしたらいいのか緊急学習会をやりました。感想、質疑、情報共有を徹底討論をし、11月9日には長時間をかけてどう取り組むか話し合いの場みんなで情報を共有できる場を設定しようと話し合いました。40年前の85年のスパイ防止法を廃案に追い込んだ体験も語り合いながら、まず立憲を公明を立憲野党を動かし、特に無関心層の人達に届くようSNSも、85 年のように自民党にも働きかけ、勝共連合が中心になっていたので鈴木エイトさんなどを呼んだ講演会もやろうとしたり、集会、学習会、署名、街宣など活発に頑張るようにみんなで意見を出し合いました。10月23日の学習会の記録をめぐせたに留めおかないで全国にも発信したりしました。法案が出れば市民と野党の共闘で大きく闘うことも約束しました。スパイ防止法のみならず、選挙法の改正にも憲法改悪にも、その他の経済福祉政策にも高市極右政権に向けた闘いを目指そうとしているのです。
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