NPJ

TWITTER

RSS

トップ  >  NPJ訟廷日誌  >  福島原発さいたま訴訟(福彩訴訟)第4回口頭弁論の傍聴よびかけと福彩訴訟「原告・弁護団報告集会+映画「日本と原発」上映会」のご案内

NPJ訟廷日誌

NPJ訟廷日誌一覧へ

福島原発さいたま訴訟(福彩訴訟)第4回口頭弁論の傍聴よびかけと福彩訴訟「原告・弁護団報告集会+映画「日本と原発」上映会」のご案内

2015年2月12日

福島原発事故で埼玉県に避難してきた被災者は、かけがえのない故郷を追われ、困難極まる避難生活を強いられています。2014年3月、国と東電を被告とする損害賠償請求訴訟がさいたま地裁に提起され、2015年1月の第2次提訴と合わせて、原告の人数は13世帯46名に上っています。

2014年12月10日の第3回期日では、満席の傍聴人が見つめるなか、「準備書面に記載のない内容なので、意見陳述は認められない」と執拗に異議を申し立てる東電側代理人に、原告弁護団が「口頭弁論なのだから、意見陳述を制限する理由はない」と毅然と反論。裁判長も「口頭主義が基本ですから」と東電の主張を退ける一幕がありました。

口頭弁論では、福島第一原発から25km圏内の広野町から避難された原告本人による胸に迫る意見陳述が行われ、つづいて原告弁護団が、原発を推進しながら十分に安全対策を指導しなかった国の違法と、東電の責任回避を厳しく指摘。傍聴に駆けつけた他県弁護団より「満員の傍聴席の熱気が福彩弁護団のパワフルな闘いを支えている」とのご感想をいただきました。次回期日もまた傍聴席を満席としましょう!

第4回口頭弁論は、2/18(水)14時30分より、さいたま地裁 101号法廷(JR浦和駅西口より徒歩10分)にて開廷されます。傍聴希望の方は、地裁B棟前に14:00までにお越し下さい。

終了後に埼玉総合法律事務所3階会議室(地裁より徒歩3分)で、報告集会+懇親会を予定しています。

また「福彩訴訟原告・弁護団報告集会+映画「日本と原発」上映会」を、3月28日(土)に予定しています。

この集会では、福島原発さいたま訴訟の原告と弁護団より、裁判の経緯と意義についてお話しいただいた後、福島県相馬郡飯舘村の約3000人の村民によるADRセンター(原子力損害賠償紛争解決センター)申立を先頭に立って支援している河合弘之、海渡雄一両弁護士が、自ら製作に携わったドキュメンタリー映画「日本の原発」を観て、埼玉の地にあるわたしたちに何ができるか、ともに考えたいと思います。ぜひご参加ください!

福島原発さいたま訴訟原告・弁護団報告集会+映画「日本と原発」上映会

2015年  3月28日(土)12:30 開場/13:00 開演

会場:市民会館うらわ(浦和駅西口より徒歩7分)  さいたま市浦和区仲町2-10-22

▶料金:前売 1000円 当日 1200円

お問い合わせ : 090-5406-6100(森)/048-829-7400(SSN・愛甲)

e-mail:apply@fukusaishien.com

【主催】『日本と原発』上映実行委員会(委員長=猪股正:弁護士)

福島原発さいたま訴訟を支援する会(福彩支援)、さいたま地区労働組合協議会

【協賛団体】

原発事故責任追及訴訟埼玉弁護団、全国福島県人友の会、生活協同組合パルシステム埼玉、震災支援ネットワーク埼玉、埼玉西部・土と水と空気を守る会、エコネットとみおか 他

こんな記事もオススメです!

朽廃して危険な原発差止め訴訟応援のファンデイング

政府に対し、控訴断念を迫る要請を行ってください!ハンセン病家族訴訟弁護団

【速報】森友問題の佐川氏らの不起訴は不当として検察審査会へ審査申立て

【速報】 伊方原発3号機運転差止仮処分命令申立事件 広島高裁決定要旨