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8月6日(日) シンポジウム「新聞奨学生と求人詐欺~改正職安法は学生をまもれるか?」

2017年7月6日

 新聞通信合同ユニオンと新聞労連は、法政大学教授上西充子氏と、労働組合やNPOで相談に携わってきた相談員、新聞奨学生当事者らが登壇するシンポジウムを、下記の通り開催致します。詳細は こちら

 「新聞奨学生制度」は、進学を希望する学生を各新聞社の奨学会が募集し、奨学金を支給しながら傘下の新聞販売店で働く形で、1960年代後半から長い歴史を持っています。経済的な事情を抱える学生の進学支援である一方、新聞販売店によってはパンフレットや事前の説明、労働契約と大きく異なる条件の労働を強いられ、過労死をはじめとした様々な問題が国会やメディアで多数報告されています。
 昨年は求人票と実態が異なる「求人詐欺」が社会問題化し、今国会ではそれを防ぐための改正職業安定法が成立しました。新聞奨学生制度は求人詐欺の先駆者とも言えます。にもかかわらず新聞社はトラブルを販売店に押し付け、責任逃れに終始。行政も度重なる国会質問にも効果的な手を打たず、制度を改善する姿勢に疑問を持たざるを得ません。
 新聞奨学生制度の改善は可能か? 求人詐欺をなくす方法は? はたして改正職業安定法は労働者を守れるのか?
求人詐欺問題に詳しい上西充子法政大学教授らを招き議論します。

【お問い合わせ先】
新聞通信合同ユニオン (担当:加藤)
TEL 03-5842-2201 (新聞労連内)

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