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気懸かりな「GDP年率0・8%減」
先に「アベノミクスは破綻」と指摘したが、内閣府が11月16日発表した7~9月期のGDPの一次速報は、実質成長率が4~6月期に比べて0・2%減だった。この状況が1年続いた場合の年率に換算すると、0・8%減。2四半期連続マイナス成長となる可能性が濃い。
甘利明経済再生相は「在庫の影響を除けばGDPはプラスで、景気は緩やかな回復が続いている。問題は設備投資に力強さがないことだ」と話し、企業に投資を呼びかけていくと強調したが、先行きが心配である。
池田龍夫 (いけだ・たつお)毎日新聞Ob。
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