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【NPJ通信・連載記事】心の免疫・体の免疫/佐藤 義之

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第6話 肺がんは肺の病気ですか?

2017年10月2日

95%の医者は、肺がんは肺の病気と思っています。
しかし、それは間違いです。

私たちの体は、約60兆個の細胞からできています。
1日に約6000億個の細胞が入れ替ります。このことを新陳代謝と言います。
6000億個もの細胞が入れ替わりますと、そのうち3000~5000個くらいは、元の細胞と形の違った異形細胞になってしまうのです。
この現象を一般的には、次のような言い方で表現しています。
「我々の体の中には1日に3000~5000個くらいの癌細胞が毎日出来ている」
みなさんもお聞きになったことがおありかもしれません。
しかし、私たちの体はよく出来ていて、この異形細胞をリンパ球が除去してくれます。
ですから通常は発がんすることはありません。
このリンパ球の働きを「免疫力」と言い、発がんする時はリンパ球の機能が低下した時です。

今、上記のお話を瓶ビールを製造している工場に例えてみましょう。
工場では、たくさんの瓶ビールが製造され、出荷される前に、センサーの前を通ってチェックを受けます。
目的はもちろん、ひびの入った瓶ビールを除去する為です。
もし、センサーの具合が悪くて、ひびの入った瓶ビールが市場に出てしまいますと、瓶が割れ、ケガをする人がでてきます。
もし横浜の工場でひび割れた瓶ビールがセンサーによって除去されず市場に出てしまいますと横浜市民が、もし大阪の工場で同じことがおきると大阪市民がけがをしてしまいます。

もうおわかりですね。
リンパ球が、肺の異形細胞を除去しなかったら肺がんに、大腸の異形細胞を除去しなかったら大腸がんが発生する訳です。
そうすると、肺がんは肺の病気ではなく、リンパ球、即ち免疫の病気となる訳です。肺がんだけにこだわると「木を見て森を見ず」になりますし、又、胃がんは完全に治ったのに前立腺がんになったとか、子宮がんは治ったのに乳がんになられる方がいらっしゃる理由も御理解いただけるかと思います。

あなたのリンパ球は大丈夫ですか?

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