No.21
PAC3ミサイル七不思議 舞台裏
―ヒバリさえずる朝霞訓練場 7泊8日 配備─
2012/4/16
PAC3ミサイルは朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)のロケット発射騒ぎにより、2009年4月に朝霞訓練場に11泊12日展開した。
今回は4月7日未明より14日深夜まで埼玉県立朝霞高校脇に配置された。
陸自の皆さんは今回始めて朝霞訓練場のすべての外柵(フェンス)の内側15メートルに有刺鉄線(バリケード)を敷き詰めたため、
外柵沿いの常設トイレは使用できず朝晩は冷えるため立小便姿が目立った。トイレに使用した訓練場内は女性自衛官がほふく前進する場所なのだが。
PAC3ミサイル朝霞訓練場に配備、陸自は有刺鉄線を張り巡らし演出は最高潮、
朝霞でも初めて警備の銃に実弾をこめたのだろう緊張する撃たれないだろうかと。
住民と15メートルも離れているので隊員との会話は大声でしないと聞こえない。
J: 神様がお守りしてくれるの? 朝霞訓練場はPAC3ミサイルと氷川神社まで500メートル、防衛省は市谷亀岡八幡宮まで200メートル。
一発5億円のミサイルには神社の 「抑止」 と書いたお札が付いてるかもしれない。
K: 陸自と空自の違い:御用済みのPAC3ミサイルは4月14日深夜撤収したが。4月15日現在、
32普通科連隊(さいたま市)の隊員は 「未だに上司からの命令がないのであります」 と、朝霞訓練場警備の任務が解かれていない。
L: 陸自も空自も消防自動車さえ配置しない。朝霞訓練場ではヘリコプターが離着陸時に事故対策の目的で陸自の消防自動車が現場に配備される。
もしかしたらPAC3ミサイルは空っぽかもしれない。
M: 朝霞訓練場のある消防署も通常勤務。3年前の石神井消防署大泉学園出張所の職員は 「警戒レベルは最低のレベル1。
2001年 「9・11アメリカの同時多発テロ」 では最高警戒のレベル5になった」 と説明。
N: 2009年4月3日、空自の幹部は 「PAC3を発射して誘導電波は高速で強い電波だ、
人体にどのような影響が出るか把握してない」 と新宿区危機管理課長に説明した。
ところが、朝霞訓練場ではPAC3の発射方向には陸自や空自の隊員の警護所は設置されず、隊員たちは一切近づこうとしなかった。
それもそのはず、イージス艦は港を離れれば隊員は甲板に出ない、レーダーの出す電磁波は怖いからだ。
O: PAC3ミサイルは実戦で迎撃できる保証がない未完成品。
2006年小泉首相と守屋防衛事務次官が訪米お買い物ツアーで米国に 「これをもてば抑止力になる…よく当たるよ」 といわれ
「護摩の灰」 のごとくPAC3ミサイルなど買うことを決めた。【PAC3を開発した米軍でさえ市街地に展開した例はない。】 とは、東京新聞の記事。
P: 大手新聞記者などは反対派や賛成派に 「これからPAC3が○○基地に配備されるよ」 と携帯電話で通知することがあるようだ、
次の日には新聞に彼らの写真とPAC3がちゃんと写っている時もある。
セシウム137と火薬庫のずさんな管理 七不思議
防衛省では 「朝霞駐屯地火薬庫の最大貯蔵量合計について4棟最大9トン、練馬駐屯地火薬庫は6棟 1・4トンと説明する。
福島原発事故で記憶に新しい放射性同位元素セシウム137は練馬駐屯地火薬庫脇には 186000000ベクレルが8本保管されている。」 と説明している。
3月21日、防衛省内で住民団体と練馬駐屯地の築60年程の老朽化した火薬庫等(情報公開で求めた火薬庫検査表等を元に)に関する陳情と、
4月8日の第一師団創立50周年行事に関する七不思議をご覧ください。
@ 住民団体の質問(以下問) 【火薬庫内の喫煙場所項目になぜチェックしたの】
防衛省の回答(以下回答) 「火薬庫内に喫煙施設無いのに部隊の担当者があいまいにチェックした」
A 問 【火薬庫の屋根瓦による雨漏りあったのになぜチェックしないの】
回答 「雨漏りは無い修繕もしてない! 数日後の再回答は屋根瓦に防水塗装を施したが修繕ではない」
2011年3月11日、火薬庫屋根瓦は迷彩シートに覆われ、一ヵ月後火薬庫の屋根瓦は
キレイに修繕し色が鮮明になった。 昭和29年に建造されている。老朽化が目立つ
B 問 【2011年10月の台風で火薬庫内の樹木(可燃物)が倒壊したが半年たってもなぜ取り除かないの】
回答 「取り除いた。今後迅速に対処するよう部隊に念を押した」
C 問 【22年間、放射線管理区域に注意事項を掲示しないのは第一師団の規則違反では】
回答 「直ぐ掲示する」
22年ぶりに設置された放射線管理区域に関する遵守事項の看板
D 問 【昨年の東日本大震災以前から火薬庫脇にタイヤなどゴミが山積み、危険なので撤去して】
回答 「駐屯地内工事のため、7月に仮設のゴミ集積場所を火薬庫脇に設置した。撤去の要望は部隊へ念を押して伝えた」
E 練馬駐屯地祭大砲使用について
問 【2009年平成21年3月、練馬駐屯地から練馬区役所へ近隣騒音苦情対応のため155ミリ榴弾砲(空砲)やヘリコプターのホバリングは中止する、
練馬区に苦情があったら駐屯地へ連絡願いたい、という約束を自衛隊は守って】
回答 「言った覚えは無い、区と駐屯地の見解の相違だ」
F 4日間の大砲の訓練にたいして近隣住民から区と駐屯地へ46件苦情がよせられた。
「ガス爆発事故か・いつまでやるんだ・いったいなんだ何も聞いてない」 等など4月5日(大砲の空砲発射50発に苦情20件、区の電話鳴りっ放し)、
区総務係長らは区民の苦情を持って練馬駐屯地を訪れ、さらに区職員は8日、自分たちの目で確認し体感しようと公務で駐屯地へ出向いた。
それでも練馬駐屯地は大砲などの空砲発射を強行した。
4門の大砲、一度に空砲を火を放ちながら連射する
ドカーーーン 隊員は鼓膜破けるので耳をふさぐ
練馬区総務係は自衛隊に対する近隣の生活に支障をきたす苦情の多さに再度練馬駐屯地を訪問するとしている。
4月15日、駐屯地周辺で駐屯地の大砲の音を聞いた小学生の兄弟たちに聞いてみた
小学5年男児 「いきなりドカーンと雷が鳴った」
4年男児 「雷が返事したドカーン」
1年女児 「怖かった」
と話す。
ウソ・ごうまん・隠ぺい体質・つじつまあわせのいいわけ…。自衛隊の常識は世間の非常識なのだろうか?
第一(頭号)師団正門警備の下級隊員たちは 「大砲の音うるさく申し訳ありませんでした」 と住民に頭を下げた。
こんな立派な隊員もいることを忘れてはいけない。
練馬駐屯地の正門の奥に馬鹿でかい看板が目立つ
4月の陸上自衛隊第一師団の月間目標
規律の維持